演出 松井洋子
当日のプログラムは、ボディパーカッション(ハンドクラッピング)、
コンテンポラリーダンス、ベートーベン「第九」抜粋演奏で構成しました。
いただいた「感想」より:
- 本日の公演のような舞台と客席の段差がなく、こんなに間近で見たのは初めてでした。舞台上の皆さんの表情、体の動き、楽器の音色、歌声を堪能させていただきました。さまざまな刺激を心に受けました。
- すごくよかったです。感動しました。すべてはエネルギーなんだと心が感じました。
- 人の歌がこんなにも感動させてくれるのかということを、再認識しました。子どもから年を重ねている方までの幅広い人たちが同じ舞台で演じたり、音楽を演奏したりする事が本当にすばらしいと思いました。本当に本当に感動しました。ありがとうございました。すてきでした!!
- チームワークがとてもすばらしいと思いました。一つ一つ見ては,笑ったりハラハラしたり…とても楽しかったです。本当に良い曲ばかりで、心があたたかくなりました。
- 既存の概念にとらわれないダンスや演奏にさまざまな事を考えさせられました。アンコールの歌にも心うたれました。貴重なすばらしい時間をありがとうございました。
- 初めて見させていただき、不思議な感じでしたが、途中から幸せな気持ちになりました。
- 楽しくて悲しくておもしろくて不思議でした。
- 成長過程の一断面というステージではなく、これで一つの完成型(芸術に完成はないけど)と思う。各ダンスはそれぞれいろいろな事を思い浮かべながら、楽しめた。朝日から夕陽までの陽の光、風、水の流れ、など自然が感じられた。あるいは原爆投下による人々の苦しみなど。
- 体のつま先から頭まですっとひっぱられるような気がしました。背筋が伸びました。演奏もとてもよかったです。迫力もあり,優しい音でした。
手拍子のための音楽の楽譜の中からRock、Twist、Afro、Fox-trotなどのリズムを選んで、 現代音楽とコラボレーションし、手拍子だけでなくからだのいろいろなところを使って音を出してみました。
いただいた「感想」より:
- 「カスタネダ」の本の一節を思いました。
- 人間の身体って楽器なんですねえ。
- さまざまな表情—役者さんたちの鍛え抜かれた身体表現&表情の豊かさにびっくりしました。
振付 Jeff Moen
ダンス指導 奥山由紀枝
- イタリア歌曲セーベン・クルデーレの歌声が流れる中、若者たちと熟年男女の高い集中が生み出す “動き”のアートです。
いただいた「感想」より:
- 足先まで神経が行き届いていて同じ振り付けでもそれぞれの輪に違いがあり、とても美しく感じました。
- セーベン・クルデーレの舞は切なくなりました。なぜだろう。切ない=なつかしいという感覚。多分,生まれる前に約束した友との旅立ち、そんなことを思いました。
- 宗教劇のようで深い祈りの心を感じました。
ピアノとパーカッションが
大人と子どもの世界をサポートしました。
いただいた「感想」より:
- ペンギンダンス、ペンギン親子の情愛とペンギンたちのコミュニケーション、生きるに厳しい北の海…
- 父親が小さな息子を暖かく見つめる表情がとっても印象的だった。
ベートーベン「交響曲第九番」抜粋演奏
編曲・音楽指導 松井 学
私たちからころメンバーにとっては、「第九」はもちろん、
楽器を演奏するということそのものがまず大きなチャレンジでした。
「まさか自分がチェロを弾くなんて、思ってもみなかった」
「木管の柔らかい音色、私にも出せるやろか…?」
「実は前から…楽器やってみたかってん…」
メンバーが思い思いの楽器を手にし、初めはおそるおそる、
小さな子どものようにワクワクしながら楽器に触れ、練習をはじめ、合奏のレッスンを受けました。
今回の演奏の編曲と指導にあたった松井学は、
「みんながどこまでできるようになるか分からない状況で、
みんなの成長を想定しながら編曲に取り組んだ」と言います。
ベートーベンが生きていた頃には形もなかったエレキギターやエレキベース、
そしてアジアの楽器、三線、二胡、チャンゴが登場します。
そんな、からころのオリジナルな「第九」は皆さんにどのように届いたのでしょうか?
いただいた「感想」より:
- ベートーベンの第九の合奏,合唱もすばらしかったです。さまざまな年齢の方で構成されていましたが、3ヶ月で合奏に参加できた人もいると知り、驚きです。新しい事に挑戦する姿勢に勇気をもらいました。楽器担当の方が合唱にも参加しているのがパワフルで新鮮でした。また三線や二胡などめずらしい楽器の生演奏をきくことができて、無国籍な雰囲気の第九を楽しませてもらいました。
- 第九も“喜び”のかわりに“自由”という言葉を、本当は使いたかったベートーベンのことですから、きっとこの第九をベートーベンは喜んでいるのではと思いました。5月公演を楽しみにしています。
- 第九、すばらしかったです。
- 「第九」はアレンジもすごくて、驚きました。元気をもらった気がしました。歌は感動して,涙しました。
- “第九”、圧巻でした。今まできいた中で一番ハートフルな合奏&合唱でした。和楽器も第九にあうのを初めて知りました。
- 第九、感動しました。ありがとうございました。
アンコールとして3曲用意しました。
『She's Like the Swallow』
私たちが語学留学中にカナダで出会った
古く、美しいフォークソング。
誰がどのような理由でこの曲を書いたかは知られていない——。
『こどもたちのそら』
(作詞・作曲 染谷西郷、編曲 松井学)
世界中の子どもたちの上に爆弾が落ちることのない
世の中になるようにとの願いをこめて。
『とも』
(作詞 染谷西郷、作曲 松井学 染谷西郷、編曲 松井学)
ロックバンドFUNKISTの染谷西郷さんが、
からだとこころの出会いの会の
揺れ動く若者たちのために作詞した応援歌です。
いただいた「感想」より:
- 染谷西郷さんが詞をかかれた「こどもたちのそら」と「とも」の2曲は,皆さんの歌声でまっすぐに心に響きました。染谷さんと皆さんのあたたかい関係が伝わってきて、ぬくぬくした気持ちになりました。本日はとても良い公演を観せていただき、ありがとうございました。来年の公演を楽しみにお待ちしています。
- アンコールの3曲、どれも最高でした。(歌詞もすばらしい)子どもさんのソロにも、ミュージシャンの方の熱唱にも心を揺さぶられました。すばらしい一日をありがとうございました。
- アンコールのうち特に西郷、学コンビの2曲は、からころにとって第九以上に大切な曲だと思う。(特に「こどもたちのそら」が好き)聴衆として、これらの曲をきける事は大きな喜び。そしてからころメンバーはこれらの曲を唄える事は大きな喜びだろうなと思う。
- 最後の歌には、とても勇気づけられて感動しました。自分の道をつきすすんでいこうと思います!! 本当にありがとうございました。