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KarakorStage 2006 秋冬
STAGE 3 創作劇「若い船乗りの歌 ー 男と女と、10人の子どもー」

さあ、もういっぺん歩きだそう!

松井洋子

「どんなに失敗しても鏡の前で自分に言うの。心配するな、私がついている。それでも私は私の友達だ、って」 これは詩人の工藤直子さんがある中学校で朗読の授業をしたときの言葉です。
 生きることに絶望してネット心中を企てる男女を中心に繰り広げる『若い船乗りの歌─男と女と、10人の子ども?』は、今自殺を企て、たくさんの人が死んでいくなかで、人が前向きに生きていくためのヒントの一つになればとくるみざわしんが書き下ろしました。
 生きることを選び直すために、心のなかの鏡に映る3歳、6歳、11歳、あるいは15歳の自分を見る。幼い時、どんな子どもだったのか、世界をどんなふうに感じていたのか。鏡に映る自分に向き合えば、どれだけ絶望的な気分になっていたとしても、今とは違う、光り輝く自分がいたことに気づくでしょう。そしてもう一度、自分の足で立ち、歩きはじめる勇気が湧いてくることを願っての作品です。 からころ(からだとこころの出会いの会)には4歳から60歳過ぎの人まで参加しています。大人が中心だったからころの舞台を観たり、参加したりしてきた子どもたちが、今度は自分たちが中心の芝居をやりたいと、半年ほど前にくるみざわにねだりました。大人も自分の子ども時代に思いを馳せながら、ダンスで応援します。若い芽が育ち、成長していくプロセスをみんなで支えながら取り組んだドラマをお楽しみください。



2007年12月2日(土)
     18:00開演
    12月3日(日)
     15:00開演
からころステュディオ
「若い船乗りの歌
ー 男と女と、10人の子どもー」
作 くるみざわしん
演出 松井 洋子

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