Karakoro Eisa in Canada2016
からころエイサーについての記事を紹介します。
からころのエイサーについての記事を、沖縄タイムス、The Sou’wester紙に載せていただきました。
◆宮沢賢治から着想、創作エイサーにカナダ沸く 戦時の日系人迫害重ねる
(沖縄タイムス 2016/8/29)
▽以下のアドレスをクリックして下さい。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/60334
◆Manitoba Japanese Cultural Association is proud to host a ‘unique’ concert
(The Sou’wester紙 2016/8/10)
▽記事をクリックすると拡大で表示されます
<日本語訳>
マニトバ日系文化センターは、「ユニークな」公演を主催することを誇りに思う
ダニエル・ダ・シルヴァ
マニトバ日系文化協会の招きで、国際的パフォーマーの一行がウィニペグにやってきて公演を行う。
日本の大阪のからころエイサーの公演は8月14日(日)、ウィニペグ・アート・ギャラリーで行われる。その日の午後、町にやってきた70名のメンバーが歌い、踊り、太鼓を叩き、「沖縄のリズム」を披露する。
文化協会の会長でリバー・ハイツの住民であるアート・ミキは、公演はウィニペグの日本人コミュニティにとってだけでなく、広くこの地のコミュニティにとってまたとない機会である、と言う。
「それはとても生き生きしたものだ。彼らの叩く太鼓は、私たちが使っている太鼓と似ているが、それほど大きくはない。それはとてもワクワクする、観客を楽しませるパフォーマンスである。」とミキは言う。
「私たちのコミュニテイにとって、かつて見たことのないような公演になるだろう」
このグループは日本でも公演を行っており、カナダでも東海岸で公演を行ってきた。ナイアガラ・オン・ザ・レイクでの公演を見たアート・ミキは、この一行をウィニペグに招き、1回限りの公演を行う運びとなった。
「私たちはグループの皆さんにウィニペグのツアーをしていただくつもりです。ウィニペグに来るのは初めてで、ほとんどのメンバーにとってウィニペグについて聞いたこともない皆さんにとって初めてのツアーになるでしょう。」
ミキによると、カラコロ・エイサーとは、人権や環境保護といった価値を盛り込みながら、沖縄の民間伝承物語と歌と舞踊で表現する。
「音楽は、日本から離れた島である沖縄のものだが、その文化は日本本土とはとても異なっている」とミキは言う。
公演に必要な楽器や機材の輸送だけで10,000ドル以上をかけたこの公演は、めったにない文化交流の機会になるだろう、とミキは付け加える。
「太鼓とダンスは、この公演の最もエキサイティングな部分を構成する。中国に関係のある獅子舞に似た演舞も含まれるが、それは沖縄が日本と中国の間に位置することに由来するもので、それがこのパフォーマンスをユニークなものにしている。」
カラコロ・エイサー「沖縄のリズム」のチケットは20ドル。公演はウィニペグ・アート・ギャラリー・ミュリエル・リチャードソン講堂(メモリアル通り300番地)で行われる。
2016年8月7日 Niagara on the Lake, Simcoe Park
天候に恵まれ、たくさんのお客様にお越し頂きました。
盛況のうちに終えることができました。
ミュージック・ナイアガラについて
1998年、アーティス・バンカス氏は、音楽学校を設立しミュージック・フェスティバルを行いたいという夢を持って、ナイアガラ・オン・ザ・レイクにやってきました。そして、この地が完ぺきな条件を備えていることを発見します。美しいナイアガラ川の河口に位置する、オンタリオ湖に面したカナダでも随一の美しさを誇る町。歴史的にも重要な役割を果たしてきた地域であり、周囲には果樹園やみずみずしいぶどう畑が広がっています。その夏、最初のフェスティバルを行ないました。
初年度のフェスティバルは小規模なものでした。その後3年を経て、地域の住民や観光客がフェスティバルに目をつけるようになり、聴衆は増えていきました。
2004年には、3週間にわたるフェスティバルの期間中毎日、一人ないし複数の演奏者を紹介し、いくつかの新しいシリーズも導入しました。10周年を記念する2008年には、世界中から100名の演奏家を迎え、ナイアガラの各地で50回におよぶコンサートを行いました。優秀な音楽家たちによる個々のコンサートが絶賛されるだけでなく、古い音楽シリーズと新しい音楽シリーズの両方ともが売り切れるという状態が続いています。
ナイアガラ・オン・ザ・レイクの地に、カナダだけでなく他の国々からも音楽家を迎え、ユニークで親しみやすく美しい環境の中で、さまざまなジャンルの音楽を届けています。
このフェスティバルは、毎年恒例の文化的な行事として確立されたものになりました。中核となる聴衆のほか、ナイアガラ地区の他の芸術や文化遺産、文化団体ともつながっています。
ミュージック・ナイアガラは、さまざまなジャンルの音楽を最高級のレベルで披露するものとして国際的な評価を得ており、熱意ある地元の支持者だけでなく住民や世界中の観光客を惹き付ける、世界クラスのサマー・ミュージック・フェスティバルとして認知されています。
そんなミュージック・フェスティバルに、からころは今年で6回目の出演になります。
2016年8月14日 Winnipeg Art Gallery
たくさんの人の声援とともに、スタンディングオベーションが起こりました。
マニトバ日系文化協会について
2013年、マニトバ日系カナダ市民協会(MJCCA)とマニトバ日系カナダ人文化センター(MJCC)が合併して、マニトバ日本文化協会(JCAM)が生まれました。マニトバ州の日系カナダ人を代表する、非営利で慈善目的の組織です。
JCAM は、マニトバ日系文化センターの管理と維持に責任を持ち、ボランティアによる委員会と協会会員により、コミュニティのための文化的・教育的活動を行なっています。JCAMの企画するプロジェクトは、日系カナダ人社会のさまざまな活動をカバーするだけでなく、コミュニティの外にいるカナダ人に対しても広く働きかけています。JCAMが行なう活動やプログラムやサービスは、英語と日本語の両方で提供されています。日本人および日系カナダ人の芸術、音楽、文化、遺産、歴史について、一般のコミュニティに伝え、人々の教育に資するためです。その一方で、日本語学校を経営し、日本人のための公立学校プログラム(マニトバ日系文化センターで開講されている小学生向け文化プログラム)を実施しています。