しまいちゃび

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KarakorStage 2007
しまいちゃび

「いちゃび」を生きる。

松井洋子

しまいちゃび──この聞き慣れない言葉は、今はもう沖縄の人もあまり使わなくなったという。「伊江島など小さな島々の人たちは貧しく、苦しい生活をしていました。農繁期になると島から沖縄本島へ出て来て、農家に住みついて働く人たちがいました。その人たちを見て『しま(い)ちゃび』──島の痛み──と言っていました‥‥」と沖縄出身のメンバーのお父さんは語る。

ドラマは架空の島を舞台に展開される。「しま生まれ。出稼ぎに出て、おとこ兵士、おんな娼婦。残っているのは子供病人年寄り役人。島の兵士と島の娼婦、戦場で出会う奇跡」‥‥と狂ったように言い続ける元教師の文吉。心を病んだ彼の言葉は、過去から今に至る島の人々の『いちゃび』を映し出す。

私たちにとっての『いちゃび』のひとつ、それは60年以上にわたって平和憲法を支えてきた教育基本法が昨年12月15日に変えられたことにある。“個性の豊かさ”という言葉が消されて“公共の精神”という言葉が現れ、“平和”は“正義”に変えられた。あらゆる戦争は“正義”の名の下に引き起こされ、今も多くの人々の自由と命を奪い続けている。

これらの『いちゃび』を、どれだけ感じられるだろうか。

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2007年5月5日6日
午後2時開演
ピッコロシアター大ホール
(兵庫県尼崎市)

作 くるみざわしん
演 出 松井洋子

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